「派遣バイトの仕組みってどうなってるの?」
「派遣バイトの始め方を知りたい!」
本記事を読まれているあなたはこんなふうにお考えかもしれません。
派遣バイトは、即日で働けたり給料の支払いが早かったりなど良いことづくめです。
だったら普通のアルバイトをするより、派遣バイトをした方がいい!と思う人がいるのは当然です。
でも、派遣バイトはどうやって始めたらいいんでしょうか。
そしてどんな仕事があるんでしょうか。
これから派遣バイトを始めようとしている方必見の、役立つ情報をご紹介します!
目次
そもそも、派遣バイトって? 登録制バイトや短期バイトとは違うの?
派遣バイトをやったことがない人は、「そもそも派遣バイトとはどういったものなのか」「登録制バイトと派遣バイトは違うのか」など、よくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこでまずは、派遣バイトとはどういったものなのか、普通のアルバイトとは何が違うのかなどを詳しくご紹介します。
登録制バイトや短期バイトとの違い
結論から言うと、派遣バイトと登録制バイトは同じです。
どちらも派遣会社に登録をし、企業に適正人材として派遣され働くからです。
では派遣バイト・登録制バイトと短期バイトの2つは何が違うかというと、下記の通りです。
派遣バイト・登録制バイト | 人材派遣会社に登録をし、派遣先の企業に適正人材として派遣され働くこと。 |
短期バイト | 決まった期間(1日~3か月程度)だけアルバイトとして働くこと。(派遣や登録制、通常のアルバイトでも短期間で働くことを短期バイトと呼びます。) |
つまり、派遣バイト・登録制バイトと通常のアルバイトは雇用形態の違いを指すもので、短期バイトは雇用期間の違いを指すものです
アルバイトとの違い
アルバイトは、派遣バイト・登録制バイトのように派遣先と雇用契約をするのではなく、勤務先と雇用契約を結ぶことです。
通常のアルバイトでも1日だけ、1週間だけなどの契約もすることができますので、短期バイトを行うことはできます。このような単発での仕事の場合、「短期バイト」の他に「単発バイト」と呼ばれることもあります。
やり方がわからなくても簡単!派遣バイトを始める手順
派遣バイトと普通のアルバイトの違いがわかったら、次は派遣バイトを始める手順について見ていきましょう。
派遣バイトは1日だけなど、自分の生活スタイルに合わせて単発で働くことができたり、時給が高めだったりなど、メリットがたくさんあります。
未経験可能の仕事も多くあるので気軽に始められますが、まずは派遣会社への登録が必要です。
手順①|派遣会社に登録を行う
まずは派遣会社に登録をしましょう。
派遣会社はたくさんあるので、その特徴を理解しなければいけません。
例えば、すぐに働きたい!と思っているのに、登録するまで時間のかかる派遣会社を選んでしまっては、希望が叶いません。
明日からでも仕事したい!急な出費に対応したい!などの希望があれば、即日対応してくれる会社を探しましょう。
派遣会社の登録には大きく分けて、WEB登録型か来社型の二つに分かれます。
派遣会社のホームページを見て、登録方法を調べてみましょう。
登録会に行く際には、服装・髪型・アクセサリーは派手なものは控え、通常のアルバイトの面接に行くような格好でいくことが大切です。
手順②|仕事にエントリーする
登録が完了すると、仕事へのエントリーが可能になります。
派遣会社のホームページにはいろんな求人案件が掲載されています。
時給や勤務時間、その他の条件で希望に合う仕事があればエントリーしてください。
そうすると採用・不採用が、派遣会社からメールや電話で通知されます。
希望条件に合う仕事がなくても、登録した際の情報をもとに派遣会社から仕事の紹介が行われます。
手順③|仕事開始!
エントリーした仕事の採用が無事決まると、いよいよ仕事開始です。
その前段階として現場の下見や、スキルチェックを行う会社がありますが、即日働ける派遣会社ではそれらの工程が省かれます。
派遣バイトは短期バイトが数多くあるため、解約期間が終わればその時点で次の仕事を始めなければいけません。
ただ、登録を解除しない限り、派遣会社は類似の仕事を紹介してくれるので、自分で探す手間が省けるでしょう。
派遣バイトを辞める方法
派遣バイトは短期のバイトが多いため、1度お仕事を終了すれば、次のバイトに応募しない限りわざわざ辞める手順を踏む必要がありません。
ただし、お仕事の期間中に辞めたくなった場合は無断で辞めてはいけません。
派遣先で人が足りなくなり、作業に支障が出てしまうからです。
ですから、お仕事の前日までにメールや電話で担当者に相談して打ち切るようにお願いしましょう。
もしも無断で辞めてしまった場合、次に派遣バイトのお仕事を貰うのが難しくなってしまいます。
派遣バイトを始めるにあたっての3つの注意点
派遣バイトを始めるにあたって、事前に知っておきたい3つの注意点をご紹介します。
派遣バイトは、勤務先ではなく派遣会社と契約を結ぶので、信用できる派遣会社を選びましょう。
ここで紹介する注意点をしっかりとおさえ、派遣バイトを始めましょう!
注意点①|信頼できる派遣会社を選ぶ
派遣先の企業ではなく、明らかに派遣会社が原因でトラブルが起きることがあります。
例えば、給与が支払われない…というトラブルが起きた場合、これは働いた先の企業も問題ではなく、雇い主の派遣会社に問題ありです。
そのほかにも、仕事にエントリーしたのに連絡がない、仕事の前日にキャンセルの連絡があるなど、派遣バイトにとって不利益になるようなトラブルは多々あります。
そんなトラブルを避けるためには、大手の派遣会社に登録することをおすすめします。
大手派遣会社はサポート体制がしっかりとしており、スタッフの対応も丁寧で親切、スキルアップ講座を用意されていることもあります。
ただ、大手=良い会社とは限らないので、念のために派遣会社の評判をまとめた口コミサイトを覗いてみるといいでしょう。
注意点②|給与の支払い条件をチェックする
派遣バイトの最大のメリットは、働いてすぐに給料がもらえること!
しかし!派遣会社によっては給与の支払い方法が異なるので、仕事にエントリーする前に条件を必ず確認する必要があります。
以下、給与の支払い方法をまとめました。
①日払い
給与が日払いと聞くと、もしかしたらその日に現金で給与をもらえると考えてしまうかもしれません。
しかし、日払いとはあくまで1日単位で給与を計算するという意味。その日にもらえるというわけではありません。
②即日払い
これが派遣バイトに対してイメージしている給与の支払い方法です。文字どおり、仕事が終わったその日に給与がもらえます。
注意点③|交通費・集合時間のチェック
派遣会社を決めて、給与の支払い条件をチェックしたら、交通費の有無を確認してください。
「交通費一部支給」としている派遣会社は、勤務地が自宅から遠方だった場合、交通費を支給してくれるところがほとんどです。
しかし、満額ではなく本当に一部だったりするのできちんと確認する必要があります。
また、派遣会社によっては無料送迎を行っている場合もあります。交通費は出ませんが、現場から自宅までの送り迎えをしてくれます。
ですが、業務開始より早めに着いてしまうことがありますので、拘束時間が長くなってしまうこともあり得ます。そのため、無料送迎がある場合には仕事開始の時間を確認しましょう。
派遣バイトの主な仕事内容
軽作業系
倉庫内や工場での作業やシール貼り、デバッガーなどがこれに当たります。
他の派遣バイトに比べて体力的な負担が少なく、単純作業が多いため、初心者・未経験者が始めやすいのが特徴です。
倉庫内作業は「仕分け」や「検品」と呼ばれる仕事が多く、商品を配送先ごとに分けたり、不具合がないのかをチェックしていきます。
シール貼りはDMの宛名、商品の成分表示などをひたすら貼り付けていきます。
デバッガーは、販売前のゲームやアプリを実際にプレイし、どんな操作をしてもバグが出ないのかをチェックするのが仕事です。
初めての派遣バイトが軽作業という人も多く、気軽に始められるのも特徴の1つ。
イベント系
コンサート、サッカーや野球などのプロスポーツ、セミナーに展示会など様々なイベントの裏方として働きます。
軽作業と比べると体力を必要とする仕事ではあるものの、時給(日給)が高いもので2,000円を超えていたり、野球場の売り子は歩合制になるため、それ以上に稼げることも。
男性と女性で役割が変わり、男性は機材の運び出し、設置、撤去作業などの力仕事。
これに対して女性は、チケットもぎり、グッズ販売、パンフレットの配布などの受付作業を担います。
交通費・弁当支給が当たり前なので、がっつり稼ぎたい!と考えている人にはぴったりです。
ケータリング系
こちらもコンサートなどのイベント会場が職場となりますが、イベントスタッフとは異なります。
基本的に女性が採用される傾向が強く、コンサートスタッフや出演者の昼食や飲み物を用意します。
調理は仕事に含まれておらず、配達が仕事になります。楽屋やケータリングテーブルに並べて、飲み物をクーラーボックスに氷と一緒に詰めるなどが主な業務内容。
それ以外にも、スタッフの会場案内や書類のコピーなど雑用を頼まれることも。
力仕事はほとんどなく、時給も高いので人気があります。
ただ、拘束時間が非常に長く泊まり込みが当たり前の仕事でもあるので、スケジュールの確認は必要になります。
ブライダル系
結婚式をスムーズに進行させるためのスタッフが、主なブライダル系の仕事です。
と言っても、やることはほとんど飲食系のバイトと同じ。
結婚式で出される料理はほとんどがコースなので、時間内に各テーブルに配膳を行い、ドリンクのオーダーを聞いて、これをテーブルまで運びます。
キッチンには調理スタッフとして入ることもありますが、実際に調理するスタッフは別におり、派遣バイトとしての役割はドリンク作りになります。
礼儀や言葉遣いが重要視され、見た目の清潔感ももちろん重要です。
時給が高く人気があるものの、かなり忙しい現場であることは覚悟してください。
初めての派遣バイトにおすすめの会社
リクルートスタッフィング
たくさんの職種を抱え、案件数が常に業界トップクラスにある派遣会社です。
スタッフのサポートがスピーディーで、仕事にエントリーした翌日には選考結果を通知してくれたり、職場見学の機会を設けてくれます。
来社することなく、メールでのキャリアカウンセリングに対応してくれたり、毎月1回現場にスタッフが視察に来てくれるなど、就業してからのアフターフォローも充実。
他社に比べて時給が高めに設定しているので、人気があります。
ただエントリーの多い案件に関しては、選考まで時間がかかることや、なかなか仕事が決まらない可能性があることも。
30代女性
以前は別の派遣会社に登録していて、リクルートスタッフィングは2社目の派遣登録でした。
担当スタッフとして、私と面談した方の対応が非常に素晴らしく、細かく一つ一つの仕事内容を説明してくれました。
というのも、私の中で自分に合った仕事を決めることができず、とりあえず働く!という姿勢だったのですが、「この仕事ではあなたの経験を生かせる」といった具合にマッチングを行ってくれるんです。
こうしたきっちりとした対応をしてくれると、私の中でも頑張って働こうという意欲が湧いてくるし、派遣先の企業も求めている人材を得られるので、すごくいいサイクルができているんだなと感じました。
「仕事が決まったらあとは自分で頑張ってください」というのが以前の派遣会社のスタンスだったのですが、その後のアフターフォローもしっかりやってくれたので、本当に働きやすかったです。
テイケイワークス東京
軽作業に強い派遣会社。検品・仕分けなどの倉庫内ワークに加えて、シール貼りや医療系の軽作業もあり。
履歴書・証明写真なしでの登録が可能で、すべての職種で日払い制度を適用。
無料送迎、初勤務手当、友達を紹介することでもらえる友達手当など、働き始めからお得な特典があります!
1年中仕事が途切れることがないので、短期はもちろん、長期間働くことを考えている人にもおすすめです。
20代男性
サクッと働きたい人におすすめです。
転職時に次の仕事が決まるまでの期間限定で登録し、働きました。
登録説明会で面談のようなものがあり、正直に「次の仕事が決まるまで働くつもりです」と言いましたが、それでも大丈夫だと言ってもらえました。
研修期間なしで最初から時給1,000円もらえる仕事が多いし、難しくて複雑な作業はほとんどありません。
僕は食品加工の現場メインで働いたのですが、ベルトコンベアから流れてくるインスタントラーメンを箱に詰めていくだけの簡単作業。
女性も多かったし、性別関係なく働ける現場も多いですよ。
シミズオクト
イベントバイトに特化した派遣会社。
Jリーグ、サッカー日本代表戦、野外フェスティバルなど様々なイベントを手掛けています。
広範囲でイベントに関わりがあるため、毎日仕事があり、イベントスタッフには珍しく、夕方からの出勤などライフスタイルに合わせて働くことが可能。
3時間で5,000円稼げる仕事から、1日フルで働くと15,000円稼げる仕事もあり!
全現場に交通費補助制度と、食事支給ありと嬉しい特典も。
20代女性
東京ドーム専属スタッフとして働いていました。
シミズオクトはプロ野球の公式戦にも携わっていて、野球のシーズン中は常に仕事が絶えない状況です。
私の主な仕事はグッズ販売やパンフレットを配ること。入場してきたお客さんに声をかけてオレンジのタオルを配っていったり、専用スペースで選手のユニホームを販売する感じです。
1日だけ働くことも可能ですし、ここでのメインの収入源として考えて、週に何回もシフトを入れる人もいます。
交通費は満額出るというわけではなく、金額が決まっています。(400円など)
ですから、400円以内で現場まで行けるのであれば余ったお金は手元に残りますし、逆に400円以上は自腹になります。
派遣バイトの仕組みについてまとめ
本記事では、派遣バイトの仕組みや始め方~辞め方、仕事内容、おすすめの派遣サイトについてお伝えしてきました。
通常のアルバイトとの違いや特徴について理解できましたでしょうか。
本記事を読んで派遣バイトを始めたいと考えた方は、記事内で紹介した派遣サイトに登録することをおすすめします。
どこも大手で案件数が多く、対応も手厚いため初めての派遣バイトでも安心して働けるでしょう。
登録も簡単なので、希望すれば早速明日から働ける可能性もありますよ。
この記事が、派遣バイトの仕組みについて知りたい方の参考になれば幸いです。