朝の早い時間を利用して働ける早朝バイト。
大学の講義が午後からある日は朝に働きたい、昼からは遊びたいから朝に働いて稼ぎたいという人も少なくないでしょう。
そんな方のために、この記事ではおすすめの早朝バイトを口コミと合わせてご紹介していきます。
大学生・高校生・主婦におすすめの早朝バイトや早朝バイトを選ぶときのポイントなども解説していくので、ぜひ自分に合った早朝バイトを見つける際の参考にしてみてください。
目次
早朝バイトとは
早朝バイトは、文字通り早朝に働くバイトのことです。昼からは大学があるし夕方は遊びたい、別のバイトと掛け持ちがしたいなど、昼から夜にかけては別のことに時間を使いたいという方も多いでしょう。そんな方には、早朝の時間を有効活用できる早朝バイトがおすすめです。
朝だけの求人もあれば、昼や夕方も働くことは可能だがシフト次第で早朝にも働けるという求人もあります。早朝バイトに興味がある方は、求人票をしっかりと見て向いているかを判断してみてください。
早朝バイトのメリット・デメリット
早朝バイトについて解説しましたが、早朝バイトにはどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。それぞれ解説していきます。
メリット
早朝バイトは朝早く働くので、ダブルワークがしやすい、他の予定と被りにくいなどのメリットがあります。例えば、大学生であれば、講義前の朝にバイトをして講義終了後の夕方に別のバイトをするといったことも可能です。
接客業であれば、早朝は人が来にくくあまり忙しい時間帯ではないため、開店準備やこれから来店するお客さんの対応のための準備などを落ち着いて進められるでしょう。
また、早朝手当が付くバイトを選べば、短時間でも効率良く稼げます。短時間で効率的に働きたいという方にもおすすめです。
朝起きるのが苦ではない人、むしろ朝方で普段から早く起きているといった人は、早朝バイトがおすすめです。
デメリット
早朝バイトは朝が早く、起きるのが大変というのが大きなデメリットです。夜型の人は起きるのも一苦労でしょう。また、朝から働くので昼や夕方ごろには疲れてしまうなんていうこともあります。朝からハードなバイトをしすぎると次の予定に影響が出る可能性もあるため、その後の予定のことも考慮しながら検討すると良いです。
先ほど早朝バイトのメリットとして、早朝は人が来にくくあまり忙しい時間帯ではないと解説しましたが、働く時間帯や場所によってはサラリーマンの通勤時間に重なって忙しくなってしまうこともあります。忙しい仕事は嫌という方は、通勤時間帯のことも頭に入れた上で選ぶようにしましょう。
おすすめの早朝バイト6選
早朝バイトをしたいと思っていても、そもそもどのような仕事があるのかいまいちよく分からないという人もいますよね。今回はそんな人のために、おすすめの早朝バイトを口コミと合わせてご紹介していきます。
- カフェ
- コンビニ
- パン屋
- 清掃員
- 新聞配達
- 品出し
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カフェ
カフェのバイトに朝が早いというイメージはないかもしれませんが、チェーン店などでは意外と朝早くから開店しています。眠たい目をこすりながら出勤しても、コーヒーの良い香りで朝からスッキリした気分になれるのが、カフェバイトの魅力です。
早朝に働く場合、主な仕事内容は掃除・備品のチェックなどの開店準備なので、特別難しい業務はありません。朝は仕事へ向かう人や学生で多少混雑することもありますが、ピークは昼どきでしょう。
カフェによっては、機械ではなく自分でコーヒーを入れるところもあるため、おいしいコーヒーの入れ方も覚えられる、コーヒー好きの人に特におすすめの仕事といえます。
仕事のスタート時間や勤務時間はカフェによって異なりますが、6:00~9:00くらいが目安です。
口コミ
業務的には覚えることもたくさんありますが、努力した分仕事の成果につながるので、成長できます。
マニュアルがしっかり整っているためバイト未経験でも始めやすいですし、同世代の学生さんが多いので楽しく働けました。
常連のお客さんと仲良くなることもあるので、朝からとても楽しい気持ちになれるバイトです。
コンビニ
24時間営業しているコンビニであれば、早朝のシフトに入ることが可能です。主な仕事内容としては、レジ・棚卸し・掃除などが挙げられます。シフトの時間帯によって行う業務が決められているところも多いため、決められた作業に集中できるでしょう。
しかし、朝のシフトは出勤通学前のお客さんが多く来店するので、駅に近いコンビニや都心のコンビニでは、対応しているうちにバタバタと時間が過ぎてあっという間に仕事が終わったと感じるケースも少なくありません。
仕事のスタート時間はコンビニによってシフトが異なるので、事前に確認しておきましょう。
口コミ
コンビニは、学生~還暦に近い方までとさまざまな人が働いているので、色々な方とお話できて楽しいし勉強になります。
挨拶やマナーを徹底しているので、社会人になった今もそれが活きています。
大きい声を出すことに抵抗がなくなり、進んで挨拶ができるようになりました。接客対応も身につきます。
タバコの銘柄を覚えるのが大変ですが、常連のお客さんのタバコを覚えると喜んでもらえます。
パン屋
パン屋は朝早くから仕込みをする必要があることから、早朝バイトも多数募集されています。仕事内容はパンの製造や販売、店内の掃除、製造したパンの陳列などです。
仕事のスタート時間は、店舗ごとに異なりますが、チェーン店か個人経営のパン屋かによっても大きな違いがあります。
チェーン経営しているパン屋の中には、冷凍生地を使ってパンを作っているところもあるので、比較的時間が遅めです。個人経営のパン屋は粉から練っているところが多いため、4時や5時から業務を開始しているところもあります。
朝は接客の仕事が少なく作業に集中できるので、接客があまり得意ではない人でも働きやすいでしょう。また、社割で安くパンを買えるお店もあるので、パンが好きな人にはおすすめです。
口コミ
美味しい香りがする空間で過ごせるのは楽しいです。
働いている人同士の上下関係もなく、嫌なこともありません。
パンの製造も業務内容に含まれているため、自宅でもパンが焼けるようになりました。
お客さんに美味しいねと言われて、とてもやりがいを感じます。
シフトも働いている人同士助け合いながら、調整していたのでとても働きやすかったです。
清掃員
清掃員のバイトは力仕事というイメージがあるかもしれませんが、さまざまジャンルの掃除募集があるため、自分に合ったバイトを探せます。主な仕事内容は、床の掃除機かけ・拭き掃除・トイレ掃除・ごみ処理などです。ビルやオフィス・お店・病院の清掃を行います。
仕事は6:00頃からスタートすることが多く、掃除が早く終わればそのまま早上がりできるところもあるようです。
また、深夜~朝5:00までの勤務なども可能で、自分が働きたい期間や時間帯に合う仕事を見つけやすいでしょう。体を動かすのが好きな方や、1人で淡々と仕事をするのが好きな方におすすめです。
口コミ
大学の夏休みを利用して短期間で働きましたが、スピード重視の仕事だと感じました。
さまざまな掃除をこなすため、スキルが身につきます。シフトも好きな時間で働けることが可能です。
時給が高く短時間でも収入になります。
接客は苦手なので、段取りが決まっていて自分のペースで淡々とこなせる清掃の仕事はピッタリでした。
新聞配達
早朝バイトの定番といえるのが新聞配達です。深夜から早朝にかけて新聞を配達して、配達する家の人たちが起きだすころには仕事が完了しています。
トラックから新聞を荷下ろしした後、新聞へチラシの折り込みをして、自転車やバイクなどで担当の区域へ配達するのが一連の仕事の流れです。
早朝バイトの中でも特に仕事スタート時間が早く、3:00頃から業務を開始します。配達する範囲や数によりますが 5:00〜6:00くらいには配達が終わって自宅へ帰れるでしょう。
新聞配達はほとんど毎日働くので大変ですが、生活の一部として慣れてしまえば問題ありません。人と関わらない仕事がしたい、自分のペースで仕事を進めたいという人におすすめです。
口コミ
配達にかかる時間は個々によって変わりますが、大体2時間前後で終えることができます。
朝早いのは慣れてしまえば問題ありません。拘束時間は短いですし、配達し終わると直帰できるのも魅力です。
ツラいと思うこともありますが、配達先で温かい飲み物をいただいたり感謝の言葉をもらうとやりがいを感じます。
ほとんど単独で行動できるので負担も感じません。
品出し
スーパーやドラッグストアなどで、箱から商品を取り出して棚に並べるのが品出しの仕事です。商品を並べる際には、賞味期限が近い商品や形が崩れた商品の撤去なども行います。早朝だけでなく、昼や夕方、深夜の仕事もあるため、早朝以外の時間に働きたいという人にもおすすめです。
スタート時間や勤務時間は店舗によってさまざまなので、自分で無理なく働ける職場を選ぶと良いでしょう。
商品の並びを覚えたり、冷凍食品などは寒い中で作業をしなければいけなかったりするという点は大変ですが、慣れてしまえば作業自体は難しくありません。
口コミ
売り場が広くて商品の配置を覚えるのが大変でしたが、慣れてしまえば単純作業で簡単でした。早く終わりすぎると暇になるくらいにスムーズに仕事を進められるようになったほどです。接客もありませんしシフトの調整もしやすかったので、個人的には気楽に働けたバイトです。
特徴別のおすすめ早朝バイト
ここまで、おすすめの早朝バイトについてご紹介しました。しかし、それぞれの仕事ごとに特徴が異なるため、どんな仕事が一番良いのか悩んでしまうという人もいますよね。そんな方のために、ここでは特徴別のおすすめ早朝バイトを解説していきます。
ご自身に当てはまる項目がある方は、ぜひチェックしてみてください。
大学生
大学生は比較的どの仕事にも挑戦しやすいですが、せっかくなら高校生のときには採用されるのが難しかったところで働きたいという人もいますよね。そんな方には、カフェでのバイトがおすすめです。カフェはコンビニや新聞配達などと比較すると高校生を積極的に採用しているところが少ないので、大学生になったタイミングで挑戦してみるのも良いでしょう。
カフェのバイトなら早朝以外にも働くことができるため、昼や夕方の講義がない時間にも働いて稼ぎたいという人にも向いています。
また、上記で紹介した仕事以外にも、ガソリンスタンドや24時間営業のカラオケなども挙げられます。自分の趣味に合った仕事を探してみるのも良いでしょう。
高校生
高校生は、コンビニや清掃員、新聞配達などの年齢に関係なく仕事ができる求人がおすすめです。新聞配達は高校に行く前に働くことができますし、平日は朝早くから通学していて働くのが難しいという方は、休日のみのシフトでも働けるコンビニや清掃員などを検討してみると良いでしょう。
上記で紹介した仕事以外で探しているという方は、軽作業バイトも検討してみてください。通常のバイトでは、週3日以上などの条件が定められていることもありますが、軽作業は単発・短期での募集も多く、スケジュールの調整がしやすいです。働きたいときだけ働けるというのは、忙しい学生にとって大きなメリットでしょう。
主婦
主婦は家事スキルが生かせる清掃員なども良いですが、品出しなどのバイトもおすすめです。品出しは3時間程度の短時間勤務もあるため、家事や育児で時間に追われている主婦の方でも働きやすいでしょう。近くのスーパーなどで働ければ、通勤時間も短縮できます。
また、介護の資格を持っている方は、介護・ホームヘルパーの仕事もおすすめです。早朝や早番の手当がつく職場もあるので、効率的に稼げる可能性があります。
【要望別に紹介】早朝バイトを選ぶポイント
おすすめの早朝バイトを見ても、自分にはどれが良いのか迷ってしまうという人のために、早朝バイトを選ぶときのポイントをご紹介します。
- すぐに始めたい
- 昼や夜も働きたい
- とにかく稼ぎたい
- 早朝に働けるか不安がある
自分の要望に合うものがあれば、ぜひチェックしてみてください。
すぐに始めたい
すぐに早朝バイトを始めたいなら、朝の通勤ラッシュの時間帯のバイトを選ぶのがおすすめです。雇用する側は忙しい時間帯に多くの人員を確保したいため、採用後にすぐに始められる可能性が高くなります。
また、忙しい時間帯のバイトは大変なので、敬遠されがちです。せっかく採用してもすぐに辞めてしまって慢性的に人不足になっているというところも多く、採用されやすい傾向にあります。
昼も夜も働きたい
昼や夕方にも働きたいという方は、昼から夜にかけても働けるバイトを選ぶと良いでしょう。時間帯ごとにバイト先を変えて何個もバイトを掛け持ちするよりも、1つのバイトに絞ったほうが効率が良いですし、複数のバイトを掛け持ちするよりシフトの調整がしやすいです。バイト先もこちらの都合を考慮しながらシフトを検討してくれるでしょう。
とにかく稼ぎたい
早朝のバイトは早朝手当がつくという印象があるかもしれませんが、実はそうとは限りません。深夜のバイトは、労働基準法によって上乗せ分の賃金を払うことが義務付けられていますが、早朝の場合は法律で定められていないのです。
そのため、とにかく稼ぎたいという方は、雇い主側の判断で早朝手当を実施しているところを狙うのが良いでしょう。せっかく早起きして働くなら、少しでも時給が高いほうがやる気につながりますよね。
中には、皆勤手当や完全歩合制などの制度によって給与がアップする職種もあるので、ぜひ確認してみてください。
早朝に働けるか不安がある
早朝バイトをしたいけど朝早く起きれる自信がない、実際に働いたら疲れて昼の活動に影響が出るんじゃないかと不安に思ってしまうという方もいるのではないでしょうか。そんな方は、まずは短期でできる早朝バイトに挑戦してみるのがおすすめです。
短期なら気軽に始められますし、もし合わなくてもすぐに辞められます。まずは自分に早朝バイトが向いているか知りたいという方は、短期バイトを検討してみてください。
早朝バイトの注意点
早朝バイトは良い点ばかりではなく、もちろん注意しなければならない点もあります。働き始めてから後悔しないように、しっかりチェックしていきましょう。
冬場はとくに寝坊に注意する
冬場の早朝バイトは、通常よりも特に寝坊に気をつけましょう。どの季節でも早起きは辛いですが、冬場は寒くてベットから出られなくなりがちです。
「寒いしまだ眠い」と思って二度寝をして遅刻すると、勤務先に迷惑をかけてしまいます。バイトの回数を重ねるうちに早起きには慣れてくるので、前の日は早めに寝るなどの対策をしっかり取ってください。
あまり朝のシフトをいれすぎない
朝にシフトを入れすぎると、体力的に辛く昼の活動に支障が出る可能性があります。朝働いて昼や夜に影響が出るのは本末転倒なので、無理なく働けるシフトを入れましょう。
特に、学生は勉強とバイトの両立が最大の難関です。学生がベースにするべきなのは、バイトではなく学業なので、学業に支障が出ないように注意してください。バイトのしすぎで体を壊したり、テスト前にバイトが入って思うように勉強できなかったりなども考えられます。
ときには息抜きも大切です。無理のないバイトのスケジュールを立てましょう。
挨拶などのマナーに注意する
早朝バイトは、接客の仕事が少なく人間関係が希薄な職場も少なくありません。そのため、基本的なマナーがおそろかになってしまう人もいますが、挨拶などの基本的なマナーは守るようにしてください。また、いくら早朝だからといってだらしない格好はNGです。身だしなみもきちんと整えて働くようにしましょう。
早朝バイトの日に早起きするコツは?
早朝バイトをする際に一番不安なのが、早起きができるかどうかですよね。早起きは慣れてしまえば難しいものではありませんが、慣れるまでが辛いです。その辛さを軽減するために、早起きのコツを見ていきましょう。
早朝バイトをする際に、いつもの感覚で遅い時間に就寝して早起きを頑張るという方が非常に多いですが、早起きが必要なときは、まずは前日に早く寝ることを意識するのが大切です。できれば毎日早寝をすると、早起きが習慣になってバイトのときも辛くなくなるでしょう。
なかなか早寝ができない方は、早めに夜ご飯を食べる、日中に運動する、寝る前にスマホをいじらないという点を意識すると良いです。早起きが苦手な方は、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
早朝バイトは起きるのは大変ですが、他の予定と時間が被りにくい、早朝手当が付くバイトを選べば短時間で効率的に稼げるといったメリットがあります。また、早朝はお客さんが少ない店舗や接客をしない仕事なども多いため、人と関わる仕事が得意ではないという人も働きやすいです。お客さんを意識せず、集中して作業に取り組めるでしょう。
早朝に働いて昼や夜の自由時間を増やしたい、朝も昼も働いてたくさん稼ぎたいなど、早朝バイトを検討している人は、ぜひ記事を参考に自分に合ったバイトを探してみてください。