在宅ワークのデータ入力を始めたいけど、「データ入力は実際どんな仕事なのか?」「初心者でも働けるのか」という疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、在宅ワークのデータ入力の実態が分かる体験談と、初心者におすすめできるデータ入力の仕事をご紹介します。
在宅のデータ入力の体験談から判明したメリットとデメリットも解説するので、データ入力の仕事・バイトを始める際の予備知識として役立つはずです。在宅ワークのデータ入力はいくら稼げるのか、仕事に向いている人の特徴までご紹介するので、データ入力の仕事をする上での不安はなくなるでしょう。
目次
在宅ワーク初心者にもおすすめのデータ入力の仕事
「データ入力に興味があるけど自分でもできるか不安」「在宅の仕事は未経験の初心者でもできるのか」と不安に思いますよね。しかし、在宅ワークには初心者でもスキルアップを兼ねてできる仕事があります。
データ入力や在宅ワークが初めてで不安な方は、まず以下の3つの仕事にチャレンジしてみましょう。
どの仕事もエクセルやワードの基本操作さえできれば可能な仕事ですから、ぜひトライしてみましょう。
実際に在宅のデータ入力をした人の体験談や口コミ
初めて経験する仕事は、何も情報がないと不安ですよね。不安を解消するために、まずは体験談や口コミを見ていきましょう。
データ入力と一口に言ってもさまざまな種類があるので、先ほど解説した、まず挑戦するのにおすすめの仕事の種類に合わせて、体験談や口コミをご紹介します。
また、今回はデータ入力の仕事でも、副業として在宅でデータ入力、アルバイトで在宅ワークのデータ入力をしている方を中心に見ていきましょう。
レシート入力
レシートに記載された日時や金額、または商品名などをエクセルに入力する仕事です。作業としては単純ですが、金額のミスがあると大きなトラブルにつながることもあり、正確さを求められます。レシート入力を体験した方の口コミは、以下のようなものが多く見られました。
- 単価が安いけど単純作業だからストレスを感じない
- 慣れるまでは時間がかかって儲けがでないけど、数をこなせば体が覚えてくるから楽に働ける
- 商品名を正式に入力することが大変だけど正確に仕事をする力が身に付く
このように、単価の安さを指摘する人が多い傾向にありましたが、作業自体はデータ入力の中でもシンプルで手を出しやすい仕事です。
コピペ作業
コピペ作業とは、仕事の依頼主から指定された文章やURLをSNSにコピペしたり、お店の情報(店名や住所等)をエクセルにコピペする作業のことを言います。基本的には、定まった文章をコピーして貼り付けるだけなので、とても簡単な仕事です。
しかし、コピペ作業の仕事で気を付けたいのが「詐欺」です。「コピペだけで月に30万円儲かります」と謳い、採用した人をネズミ講などの詐欺につなげるケースも多いので、注意してください。必ず口コミや評価を確認してから仕事を引き受けましょう。
仕事を体験した人の口コミは以下のようなものが多く見られました。
- 最初は誠実な会社だと思ったがLINEを聞かれたり、関係ない仕事の紹介をされるようになり、詐欺に引っ掛かりそうになった。
- 詐欺では無かったし、仕事も簡単だったが単価が安く時給換算したら100円だった。
コピペの仕事に応募する際は、詐欺に巻き込まれないように注意しましょう。
文字起こし
文字起こしは、会議やインタビューの録音音声を文字として入力する仕事です。講演会の講演内容を聞き取って文章にするものや、最近ではYouTubeのテロップを入力するような仕事もあります。仕事を体験した人の口コミは、以下のようなものが多く見られました。
- 講演の場合は数時間と長いが、終わった時の達成感がすごい
- 講演会の内容がタダで聞けて勉強になるし面白い
- YouTubeの動画に自分のした仕事が反映されるのは感慨深い
単純作業ながら、お金には代えられないものが得られるという意見が多いです。
在宅データ入力のメリット
在宅ワークの仕事や体験談をご紹介しましたが、ここからはデータ入力のメリットを見ていきましょう。今からご紹介するメリットを見て興味をもった方は、データ入力の在宅ワークに適しているのではないでしょうか。
- 座って仕事できる
- 好きな時間に働ける
- 全国どこでも働ける
- タイピングの速度が上がる
- 1人で気楽に作業ができる
- 髪形や服装が自由で良い会社が多い
それぞれ見ていきましょう。
座って仕事ができる
データ入力はパソコンやスマホを使用して作業をする仕事なので、立ち仕事や体力仕事はありません。座って作業をしているだけなので、基本的には辛い作業はないでしょう。体力に自信がない、力仕事はしたくないという人におすすめです。逆に、体を動かしたいという方にはあまり向いていません。
好きな時間に働ける
データ入力の仕事は、自分で時間を管理して行います。締め切りに合わせて自分で仕事時間を決められるので、時間に制限がある主婦や学生、または会社員の方の副業にはおすすめです。今日はイベントに行くから仕事は休んで今日の分も明日進めよう」など、スケジュールの調整がしやすいため、予定が変わりやすい人などにおすすめです。
全国どこでも働ける
データ入力はパソコンやスマホさえあれば働けるので、全国どこでも働けます。地方に住んでいて求人が少ない、満員電車に乗ってまで都心で働きたくないといった方は、在宅でできるデータ入力のバイトを検討してみると良いでしょう。自宅では集中できないという人は、カフェやワークスペースで働くことも可能です。
タイピングの速度が上がる
データ入力にはタイピングが必須です。そのため、数をこなすうちに自然とタイピングの速度がアップします。タイピング速度が上がれば、より多くの仕事を引き受けることができたり、単価の高い仕事に挑戦できたりするといったメリットもあります。仕事を続けていくうちに、どんどん効率的に稼げるようになる可能性があるのです。
1人だけで気楽に作業ができる
自宅や好きな場所で他の人を気にせず作業ができることから、人との交流やコミュニケーションは必要ありません。接客の仕事は苦手、新しい人間関係を構築するのは疲れるという方に適した仕事と言えるでしょう。
髪形や服装が自由で良い会社が多い
接客業のようにお客さんやクライアントの前に出たり、他の方と密にコミュニケーションを取ったりする仕事ではないので、服装や髪型に制限がない場合がほとんどです。明るい髪色に染めたい、オシャレなネイルをしたいなど、服装や外見にこだわりのある方は、データ入力がおすすめできます。
在宅データ入力のデメリット
メリットの多い在宅でのデータ入力業務ですが、当然デメリットもあります。また、場合によっては危険のある仕事も紛れていますから、仕事を始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、体験談からデメリットも知っておきましょう。
- 仕事が単調なので飽きる
- 速さと正確さを求められる
- システム手数料が取られる
- 進捗管理は自己責任になる
それぞれ詳しく解説していきます。
仕事が単調なので飽きる
簡単といわれるデータ入力ですが、その反面単純作業の繰り返しということもあり、「飽きた」と感じる方が少なくありません。
データ入力の仕事を続けるためには、飽きてもなお「仕事だから」と割り切る気持ちが大切です。
データ入力に必要なスキルは特にありませんが、入力する際にはタイピングのスピードと正確性が求められます。1件あたりの単価が安いので、スピードが遅いと、時給で考えた際にかなり安くなってしまう可能性があります。
仕事を正確にこなしつつスピードも意識すれば、報酬アップが期待できるでしょう。
データ入力はパソコンを使う座り仕事ですから、目や肩・腰に負担が来る方もいます。ヨガや柔軟など、適度な運動で気分転換をしながら仕事を進めてみてください。
システム手数料が取られる
仕事の契約をする際にクラウドソーシングを利用した場合は、報酬の5%~20%をシステム利用料として引かれることがあります。単価の低い仕事でもこのルールは同じなので、実際に手元に入る報酬額を見てガッカリしないよう、あらかじめ確認しておきたい事柄です。仕事を受ける際には、システム利用料も頭に入れた上で受けるかどうかを検討しましょう。
自己責任で進捗管理をする必要がある
データ入力は、締め切りがあらかじめ設定されていて、締め切りに間に合えばそれまでのスケジュールは自由というところが多いです。そのため、スケジュールを調整しやすいというメリットがありますが、締め切りに向けて毎日どれくらい仕事を進めていくかを個人で判断しなければいけない点が在宅ワークの難しいところとも言えます。
仕事を貰い、締め切りが分かったらまずはスケジュールを立てましょう。スケジュールを立てる際には、締め切りを少し早めに設定すると、実際に仕事をする際に焦らず進められます。
在宅ワークのデータ入力はいくら稼げる?
データ入力のメリットデメリットについて解説しましたが、ここからは、具体的に「在宅でのデータ入力ではいくら稼げるのか」を見ていきましょう。
データ入力の基本的な報酬相場
結論から言うと、クラウドソーシングを利用したデータ入力の報酬は、単価の場合1件につき数十円と非常に安いです。
楽して稼げるほど甘くない、ということを念頭に置いておきましょう。
「稼ぐため」というよりは「その後に高単価の仕事を受けるためのスキルアップ」と考えると前向きに仕事に取り組めます。
月収30万円以上稼げる人は20%程度
月収で30万円となれば、十分に生活していけるレベルの収入ですよね。
データ入力で月収30万円以上を目指すとなると、在宅の仕事では難しいです。派遣社員として勤務するのであれば、時給が約1,200円以上というところも珍しくないので、能力によっては可能かもしれません。
しかし、その場合はデータ入力だけでなく、事務職として電話応対やその他の仕事も任せられることを理解しておきましょう。
在宅ワークのデータ入力に向いている人
ここまで、在宅でのデータ入力の仕事について解説してきました。では、在宅ワークで行うデータ入力の仕事は、どんな人に向いているのでしょうか。
- 単純作業が続けられる
- 経験やスキルがない
- 自分のペースで仕事したい
在宅ワークのデータ入力に向いている人の特徴について見ていきましょう。
単純作業が続けられる
データ入力は同じ作業を繰り返し行っていく仕事なので、飽きてしまう人も少なくありません。そのため、同じ仕事を飽きずに淡々と続けられる人がデータ入力に適しています。単純作業の中に面白さを見出せる人や、自分なりのゴールが設定できる人などが向いているといえるでしょう。
経験やスキルがない
バイトを探す際や履歴書を書く際に、「珍しい経験や仕事に役に立つような経験がない」「面接などで評価してもらえるようなスキルがない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。経験やスキルがなくて悩んでいる人は、データ入力の仕事に挑戦してみると良いでしょう。始めるのに特別なスキルが必要がありませんし、仕事をこなしていくうちにタイピングが早くなり、パソコンスキルの向上にもつながります。
自分のペースで仕事したい
周囲との必要以上のコミュニケーションが苦手な方や、自分のペースで確実に仕事を進めたいという方、家事や育児の隙間時間に仕事をしたいという方には在宅でのデータ入力は非常に適しています。
人とコミュニケーションを取る機会が少なく、仕事も自分のペースで進めていけるため、周囲に気を取られることなく働くことが可能です。
在宅ワークのデータ入力に向いていない人
向いている人の特徴について解説しましたが、逆に在宅でのデータ入力に向いていない方はどのようなタイプの方でしょうか。
順番に解説していきます。
時間が取れない
データ入力の作業を進めるためのまとまった時間が取れない方は、稼げない確率が高いのであまりおすすめできません。1回1回の作業時間は多少短くても、全体で時間が取れるのであれば、挑戦してみるのも良いでしょう。
安定した収入が欲しい
「月に●●万円は確実に必要」という安定した収入を求める方には、在宅でのデータ入力は適していません。特にクラウドソーシングを利用した場合は、仕事の契約がいつ打ち切られるか予想がつきませんし、仕事量も月によってまちまちです。
安定を求めるのであれば、派遣登録してオフィスで働くほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、在宅でのデータ入力の仕事について、口コミや体験談を元にリアルな実情をお話してきました。
在宅でのデータ入力は、数をこなしスキルアップすることで、クライアントに報酬の交渉を行ったり、仕事を多く任せてもらうことができたり、自分の頑張りによっては報酬アップを目指せる仕事です。
また、自宅にいながら自分のペースで仕事をできるのも大変魅力的ですが、その分報酬が少ないというデメリットがあるので、注意してください。まずは単価が低くても自分のスキルアップになりそうな仕事に応募してみて、自信がついたらどんどん新たな仕事に挑戦していきましょう。
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