コミュ障だけどバイトがしたい。けれど、
「コミュ障なので働ける気がしない」
「怖い仕事ばかりだったらどうしよう」
このような不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、コミュ障でもできる接客などが比較的に少ないバイトをご紹介します。
コミュ障で苦しんでいても、全く人と接しなくて良いバイトもご紹介するので、これからバイトを始める際も安心して取り組めるようになるはずです。他にも、コミュ障にはおすすめできないバイトや、コミュ障がバイトを続ける方法も解説するので、働く上での不安はなくなるでしょう。
コミュ障に適したバイトを探して、楽しく働きましょう!
目次
バイトしたいコミュ障向けのアルバイト13選
コミュ障で人と関わることが苦手でも仕事をしなければ生活は成り立ちませんよね。
「コミュ障だけど働きたい」「バイトだけはできるようになりたい」
と不安からバイト応募に踏み出せない方に向けて、コミュ障におすすめのアルバイトをご紹介します。
どれも人とのかかわりが少ない仕事ですから、安心して働くことができる仕事ですよ。
警備員のアルバイト
警備員のバイトは、ショッピングセンターや美術館など公共施設で不審な人や物がないかを巡回する仕事です。
業務中は歩いて巡回することや警備員室での待機がほとんどですから、難しい仕事はありません。
また、人と協力してする仕事ではありませんから従業員同士の会話も少ないです。
しかし施設を見回っていると、お客さんから道を聞かれたり商品の場所を聞かれたりと話しかけられることがありますから、理解しておきましょう。
「コミュ障であまり話したくない+業務内容が難しいと嫌だな」と感じる人におすすめの仕事です。
データ入力のアルバイト
データ入力のバイトは渡された資料に基づいて、ひたすらデータ入力をする仕事です。
ある程度のパソコンスキルがあれば誰でもできる仕事ですが、派遣の場合は拘束時間が8時間という案件が多く長時間拘束されるデメリットがある仕事です。
しかし時給も1,200円前後と高いことから、人と関わらず手っ取り早く稼ぎたい人にはおすすめの仕事です。
スーパーの品出しアルバイト
スーパーの開店前や営業中のバックヤードから商品を運び、陳列する仕事です。
商品の場所さえ把握してしまえばあとは補充するだけですから、業務内容は難しくありません。
しかし完全に人と会わないバイトと言うことは難しく、スーパーの営業時間内であれば「●●ってどこにある?」とお客さんを案内することもあります。
軽作業のアルバイト
軽作業は倉庫や工場での仕事のことを言い、業務内容はピッキングや検品等多くあります。
しかし軽作業のほとんどが人と関わることが少なく、自分で黙々と進められる仕事ばかりですからコミュ障にとっては働きやすいバイトです。
また夜勤もある仕事ですから、夜勤に入れる場合は高収入を目指すことができる点が軽作業の魅力です。
設営・搬入のアルバイト
イベントが行われる際にステージを設営したり、照明や音響機器の搬入を行ったりする短期のバイトです。
力仕事となりますから、体力に自信がある方におすすめします。
スタッフ間である程度の会話は必要ですが、業務に関することがほとんどです。
短期であることからお互いのプライベートに関する話をする機会は少なく、割り切って仕事をすれば時給も高く稼げる仕事です。
デリバリーピザ屋のアルバイト
テイクアウトやデリバリー需要が高い昨今、求人が多い仕事です。
ピザの配達や時間がある時にはチラシのポスティングを行うことがメインの仕事です。
調理や接客がなく、バイクや車で商品を配達するだけですからお客さんとのやり取りも最小限でストレスが少ない仕事です。
特に運転が好きな方であれば、色々なルートを回りますから楽しんで働くことができますよ。
イベント運営スタッフのアルバイト
イベント運営は、コンサートやお祭り、スポーツの大会といった様々なジャンルのイベントにおいて単発で仕事に参加することになります。
業務内容は
・チケットのもぎり
・飲食物・グッズ販売
・会場の警備
・お客さんの誘導
と多岐にわたりますが、多くのスタッフが同時に勤務しますから仕事量は多くありません。
人間関係については、単発ということでスタッフ同士の関係は「その場のみで交流」ということが多く、コミュ障でも「今日だけ」と割り切って接することで仕事をクリアできます。
サンプリングのアルバイト
チラシやティッシュを街頭で配る仕事です。
仕事開始と終了時以外は各自散らばって仕事をしますから、業務中に人と関わることは皆無でコミュ障でもできるありがたい仕事です。
また道行く人にサンプルを配るだけですから、人と話さないバイトで黙々と働くことができます。
しかしサンプリング配布は通常屋外でやることが多い仕事ですから、天候(寒い・暑い)によっては辛く感じる日があります。
新聞配達のアルバイト
新聞配達のバイトは配達業務はもちろんですが、トラックから新聞の荷下ろしや広告の折り込みという仕事も含まれています。
いずれも1人で黙々と行う仕事ですから、コミュ障でも安心して働くことができます。
仕事量も少なく、拘束時間もその他のバイトに比べると圧倒的に短いことから、効率的に働けます。
しかし朝2:30くらいから仕事に行く必要がありますから早起きが苦手な人、夜更かしをしたい人にはあまりおすすめできません。
人がまだ動き出す前、早朝の空気は何とも言えない清々しさがあります。
健康的に黙々と働きたいのであればとても最適なバイトですよ。
ホームセンターの品出しのアルバイト
ホームセンターの品出しはスーパーの品出しと要領は同じです。
しかしホームセンターの場合は大きな商品が多いですから、力仕事があると認識しておきましょう。
参考までに、品出しの中には「朝の6時から9時まで」といった開店前のみ行うシフトで求人が出ているケースもあります。
「お客さんと関わるのは本当に無理」という場合は開店前のみの品出しに応募すると良いでしょう。
採点のアルバイト
中高校生の模試採点や資格試験の採点業務を行う仕事です。
大学生のバイトが多く男女比は同じくらいですから、学生におすすめのバイトです。
一か所に集まって採点をするケースと各自在宅で行うケースがありますから、応募の際に確認を忘れずに。
もくもくと採点業務を行うので、人と会話する必要がなくコミュ障でも安心して働くことができます。
しかし採点は間違うことが許されないので、常に緊張感を持って仕事をする必要があります。
夜勤のコンビニのアルバイト
コンビニと言えば接客はもちろん、仕事内容が多岐に渡る大変なバイトというイメージがあります。
しかし夜勤のコンビニバイトであれば都市部でない限りお客さんの数も少ないですし、業務内容も限られてきますから接客が苦手でも勤めることができます。
しかし夜勤であることから生活リズムをキープすることが難しいです。
学生の場合は「夜勤のせいで学校に寝坊した」ということにはならないようスケジュール管理をすることが大切です。
ネットカフェのアルバイト
ネットカフェのバイトは接客を伴う仕事の中でもコミュ障にとっては働きやすい仕事です。
ネットカフェの受付業務はマニュアル通りに進めていけば難しいことがありません。
さらに受付を済ませてしまえばお客さんは各ブースにこもりっきりで話す必要もありません。
受付以外の業務としては清掃やフードメニューの提供、本棚の整理がメインの仕事でいずれも1人で黙々とこなせる仕事ばかりですから、落ち着いて働くことができます。
バイトが怖いコミュ障向けの全く接客しないバイト
これから紹介する4つのバイトはどれも接客しないバイトや人と関わらないバイトで、コミュ障が苦手とする「人とのコミュニケーション」が皆無です。
コミュ障で「人と関わりたくない」「静かな場所で働きたい」と考えている方にピッタリな仕事をご紹介します。
商品カウントのアルバイト
商品カウントは「棚卸し」とも呼ばれ、小売店の開店前や閉店後に商品の数を数えて入力するバイトのことを指します。
専用端末で商品のバーコードを読み取り、自分で数えた商品数を入力するだけで業務内容はとても簡単です。
さらに数えている間は集中することが必須ですから、業務中は人との関りがなくコミュ障にでも安心して働ける環境です。
単純作業ですから同じことの繰り返しが苦ではない人にはとてもぴったりな仕事ですよ。
ゲームテスターのアルバイト
最も「喋らないバイト」といって良いほど、人との関りがないバイトです。
発売前のゲームにバグがないかを確認するバイトですから、ゲーム好きの方にはピッタリの仕事です。
決められた作業手順でコマンド入力を繰り返し、不具合が見つかれば報告という流れですから、基本的には誰とも話す必要がなくコミュ障にとっては働きやすい仕事です。
さらにゲームをしているだけにもかかわらず時給が高めの設定ですから、まとまったお金を稼ぐには最適です。
しかし人気の求人であることから倍率は常に高く、なかなか受かりにくい仕事であることが唯一の難点です。
交通量調査のアルバイト
交通量調査のバイトは駅のホームで乗降数をカウントしたり、幹線道路の交差点で通過した車の数をカウントする仕事です。
難しいことは何もなく、カウンターと呼ばれる機械を使って一定時間の人の数を数えるだけですから、人とのかかわりも必要ありませんし技術も必要ありません。
しかし屋外での勤務の場合は天候に左右されることがありますから、覚悟してきましょう。
ポスティングのアルバイト
ポスティングは家のポストに企業のチラシや情報誌を投函する仕事です。
配るチラシを事務所まで貰いに行ったあとは自分で配り続けるだけで、人と関わることが全くないことからコミュ障でも安心して続けることができる仕事です。
しかしポスティングは天候によっては辛いことや、ポスティングする際に「住人に遭遇すると何となく気まずい」というデメリットがあります。
住人に遭遇した場合は、挨拶ができなくとも会釈しておくと良いでしょう。
バイトしたいコミュ障に決しておすすめできないバイト
逆にコミュ障におすすめしないバイトも参考までにご紹介します。
今から紹介する4つのバイトの特徴は「人と話すバイト」であることです。
人と話す機会が多いバイトはコミュ障にとって最も避けたい仕事ですよね。
確認していきましょう。
引っ越しのアルバイト
引越しのアルバイトは「THE体育会系」の仕事で、体力とコミュニケーション能力ともに必須の仕事です。
荷物を運ぶ際には一人で運ぶことよりも何人かでチームを組んで動くことが多いです。
コミュニケーションをうまく取れなければ仕事が進まないことも。
また繁忙期には忙しさからピリピリしていることが多いですから、コミュ障にとっては心が折れる瞬間が何度もあるでしょう。
試験監督のアルバイト
一見、人と関わることもなく話す必要がないように見える試験監督のバイトですが実はコミュ障にとっては辛い面があります。
業務内容は試験中の見回りやプリント配布、試験時間のアナウンスです。
コミュ障にとって問題になるのは「試験のアナウンス」でしょう。
試験の前に試験内容や注意点の説明をしますが、マイクを使うことよりも地声で説明を行うことが多いです。
つまり、教室内に聞こえる大きな声を出す必要があります。
話す内容はマニュアルで決まっていますが、コミュ障にとって「声を張る」ことはなかなか難易度が高いです。
飲食店のキッチンのアルバイト
「飲食でもキッチンであれば大丈夫かな」と思いがちですが、キッチンであっても人と話す機会は多くあります。
確かにお客さんと話すことは少ないですが、ホールのスタッフとコミュニケーションをとることは必須です。
「●●の注文について聞きたいんだけど」「●●って品切れ?」と言ったように、調理しながらも常に会話するシーンは出てきますから、コミュ障にとっては厳しいものがあります。
パチンコ店のアルバイト
パチンコ店は時給が良く稼げるバイトですが、コミュ障にとっては最も避けるべきバイトです。
仕事内容は店内の巡回やパチンコ台の清掃がメインです。
以前はドル箱の上げ下げ業務が多くありましたが、最近のパチンコ店は自動化によるドル箱回収の仕事が減った分「お客様へのサービスを大切に」という考え方が主流になっています。
つまりお客さんとコミュニケーションを取る機会が増えてきます。
さらにパチンコ店はガラの悪いお客さんが多かったり、お金が絡む遊びですからクレームが多かったりとコミュ障にとっては難易度がとても高い仕事です。
バイトが怖いコミュ障でも仕事が継続できる方法
コミュ障であってもお金を稼ぐためにいつかは仕事をしなければいけません。
しかしコミュ障が原因でバイトの一歩を踏み出せない方、なかなかバイトが続かない方はいます。
「働きたいけど人と話すことが怖くて働けない」という気持ちを抱えて悶々としている時間はつらいですよね。
しかし安心してください。
たとえコミュ障であっても、働く際に必要なポイントに気をつければ仕事を長く続けることができます。
バイトだけでなく正社員を目指すことも夢ではありませんよ。
本項目では「コミュ障でも仕事を続けるために必要な3つのポイント」をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
初出勤の日にしっかり挨拶をすると好印象
人前で挨拶をすることはコミュ障にとってはハードルが高いですよね。
しかし、初日だけは恐怖をグッとこらえて元気に挨拶をするように心がけましょう。
しっかり挨拶ができる人は仕事もきちんとこなせるイメージがあります。
挨拶をする際に「人見知りで話すことは苦手ですが仕事は精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします」と一言付け加えることができれば、周囲の人にあなたを理解して接してくれます。
コミュ障を無理矢理克服する必要はありません。
しかし社会に出たからには、最初の挨拶だけはきちんと済ませましょう。
コミュ障を治したい場合はゆったりとしたバイトを選ぼう
「コミュ障だけど治して楽しく働きたい」と前向きに考えている場合は、ゆったり働ける仕事から始めてみましょう。
ゆったりと自分のペースで働くには「軽作業」や「事務職」がおすすめです。
軽作業の場合は特別なスキルやコミュニケーション能力を必要としないことから、コミュ障にとって働きやすい仕事ですよ。
もしパソコンスキルをお持ちであれば事務職にチャレンジすることもおすすめです。
くれぐれも、いきなり接客業や体育会系のハードな仕事にトライする荒療治はやめましょう。
言いたいことや志望動機などは前もって考えておく
「そもそも面接からコミュ障を発揮してしまう」という方は、事前準備を入念に行いましょう。
予期せぬ質問を投げかけられると、頭の中が真っ白になってしまいますよね。
ですから、事前に準備をして面接に挑めば予防しましょう。
面接の前に「志望動機」「勤務可能日数や時間」「質問したいこと」を小さなメモ帳にまとめて持参すると、面接当日に慌てず話せますよ。
まとめ:コミュ障でもバイトはできると自信を持とう
今回の記事では「コミュ障でもできるバイト」「コミュ障には難しいバイト」を詳しくご紹介しました。
また後半ではコミュ障でも仕事を長く続けるための3つの秘訣をご紹介しましたから、働く際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
「自分はコミュ障だから仕事なんて」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、たとえ人と話すことが苦手でもできる仕事はたくさんあります。
この記事が話すことが苦手でも、あなたの得意なことを活かせる仕事が見つかるきっかけになれば幸いです。
1人で黙々とできる仕事について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
ポスティングのバイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。